初期中絶手術
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初期中絶手術とは
妊娠12週未満までに行う中絶手術です
初期中絶手術とは、妊娠5週ごろから妊娠12週未満(妊娠11週6日)までに行う中絶手術のことです。手術時間は10~20分程度ですので、基本的に日帰りで受けられます(出産経験、胎児の大きさ、患者様のご希望などにより1泊の入院となることもあります)。子宮内の胎児がいるかどうかは妊娠5週ごろから確認することができ、妊娠週数が増えるにつれて母体へのリスクが増すことになりますので、中絶手術をお考えの方はできるだけお早めにご相談いただくことをおすすめします。患者様のお体の安全はもちろん、お早めにご相談いただいた方が「手術を受けるかどうするか?」ということについても一緒に考えることができ、よりその方の不安な心に寄り添うことができるようになると考えております。
基本的に日帰りで受けていただけます
初期中絶手術は基本的に日帰りで受けられますが、出産経験、胎児の大きさ、患者様のご希望などにより1泊の入院となることもあります。当院では患者様とよく話し合ったうえで、お一人おひとりに最適と思われる内容をご案内させていただきます。
妊娠12週を過ぎた場合には
妊娠12週を過ぎると初期中絶手術は受けられず、中期中絶手術となります。中期中絶手術は妊娠12週から22週未満(21週6日)までに行う手術で、初期とは手術の内容が異なり、基本的に2~4泊の入院が必要になります(妊娠12~14週の場合、日帰りまたは1泊の入院となる場合もあります)。当院には中期中絶手術も行っていて、入院設備も設けておりますので、中期中絶手術をお考えの方もお気軽にご相談ください。
(※中期中絶手術について詳しくはこちら→リンク「6.中期中絶手術」)
(※中期中絶手術について詳しくはこちら→リンク「6.中期中絶手術」)
初期中絶手術の内容は?
中絶手術を受けることは法律で認められた権利です
中絶手術を受けられる方にお伝えしたいのは、「中絶手術は母体保護法という法律で認められた権利」であるということです。中絶手術を受けられることに後ろめたさをお感じになる方もおられるかもしれませんが、女性の健康を守るうえで大切な手術です。「自分の体を守る」という大きな目的以外のことにあまりとらわれず、ご自身の意志を尊重していただければと思います。
掻破法という方法で手術を行います
当院では初期中絶手術を「掻破(そうは)法」という方法で行います。これは専用器具を用いて胎児や胎盤などを子宮から掻き出すもので、日本のクリニックで一般的に行われている方法です。感染症のリスクが低いという特徴があります。
初期中絶手術のその他の概要
手術が受けられる時期
妊娠5週ごろから妊娠12週未満(妊娠11週6日)まで
入院
基本的に入院の必要はありません(日帰り)
※出産経験、胎児の大きさ、患者様のご希望などにより1泊の入院となることもあります
※出産経験、胎児の大きさ、患者様のご希望などにより1泊の入院となることもあります
死産届の提出・火葬や埋葬などの手続き
必要ありません