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中期中絶手術

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中期中絶手術とは

妊娠12週から22週未満までに行う中絶手術です

院内風景
中期中絶手術とは、妊娠12週から22週未満(妊娠21週6日)までに行う中絶手術のことです。クリニックによっては初期中絶手術のみに対応していて、中期中絶手術は行っていないというところもありますが、神戸市のたなべ産婦人科では中期中絶手術にも対応しております。中期中絶手術では基本的に2~4泊の入院が必要になりますが(妊娠12~14週の場合、日帰りまたは1泊の入院となる場合もあります)、当院には入院設備がありますので適切に対応することができます。

初期中絶手術との違い

手術の方法が異なります

当院では妊娠14週までの中期中絶手術は「掻破(そうは)法」という方法で行い、専用器具を用いて子宮内の胎児や胎盤などを娩出します。一方、妊娠15週目以降の中期中絶手術ではお薬を使って人工的に陣痛を起こして、出産に近い形で手術を行います。また、初期中絶手術が基本的に日帰りで行われるのに対して、中期中絶手術では基本的に2~4泊の入院が必要となります。

各種手続きが必要になります

初期中絶手術では各市町村への死産届の提出などの手続きは不要ですが、中期中絶手術では死産届の提出や火葬などの手続きが必要になります。

中絶手術後の手続きについてもご相談ください

初期中絶手術と違い、中期中絶手術を受けられた場合には、「母体保護法」という法律に沿って手術後の手続きを適切に行う必要があります。戸籍には記載されないものの、術後には各市町村へ死産届を提出する必要があり、その後、火葬が義務付けられてます。
当院ではこうした手続きについてアドバイスまたは代行させていただきますので、中絶手術そのものだけでなく、その後の対応についてもお気軽にご相談ください。

中期中絶手術後の手続き

火葬許可証
各市町村に死産届を提出した後、火葬許可証を受け取ります。
火葬
火葬許可証が発行された後、火葬を行います。

中期中絶手術の内容は?

実績・経験が豊富な当院へご相談ください

中期中絶手術を適切に行うとなると、分娩と同程度の設備が必要になり、リスクも同程度となります。初期中絶手術は行っていても、中期中絶手術には対応していないクリニックもありますが、当院ではどちらにも対応しております。
これまで数多くの中期中絶手術を行ってきた実績・経験が豊富な院長が、万全の体制のもと、安心・安全に手術を行わせていただきます。安心してお任せいただければと思います。

中期中絶手術の方法

ラミナリアを挿入して頸管拡張を行います

頸管(子宮の入口)を拡張するために、「ラミナリア」という水分を吸収すると膨らむ性質のものを挿入して、頸管拡張を行います。個人差がありますが、1回の処置で半日から1日程度かかります。

人工的に陣痛を起こして娩出を行います

頸管拡張した後、「プロスタグランディン」という分娩促進剤を挿入して人工的に陣痛を起こし、自然な出産に近い形で娩出を行います。妊娠14週までの中期手術は掻破(そうは)法
で行う場合があります。

中期中絶手術のその他の概要

手術が受けられる時期

妊娠12週から22週未満(妊娠21週6日)まで。

入院

基本的に2~4泊の入院が必要になります。
※妊娠12~14週の場合、日帰りまたは1泊の入院となる場合もあります

死産届の提出・火葬の手続き

手術後、各市町村への死産届の提出や火葬の手続きが必要になります。
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